廃墟
2017-05-03T22:28:47+09:00
shino_latte
感情を捨てるところ
Excite Blog
きらい
http://inryousui.exblog.jp/27777387/
2017-05-03T22:28:49+09:00
2017-05-03T22:28:47+09:00
2017-05-03T22:28:47+09:00
shino_latte
未分類
色を変えて地面に染み込んでゆく
景色は思いがけない様相で覆いかぶさって
ぐるぐる巻きに 僕らを閉じ込めていくんだ
踠いて踠いて踠いて
ようやく一歩 踏み込んだ僕の足が
若草を踏みしめていたのは
ああ ああ 知らなかっただけだなんて
見えなかっただけだなんて
もう 誰にも言えないまま
僕は 僕らは世界に嫌われてゆく]]>
hlutfall
http://inryousui.exblog.jp/22367281/
2014-06-22T22:24:19+09:00
2014-06-22T22:24:20+09:00
2014-06-22T22:24:20+09:00
shino_latte
未分類
心の何処かが死んでいるのならば
ああ ああ ああ
みんなみんなみんな
生きている心は何処にあるの
]]>
ひとりぼっち
http://inryousui.exblog.jp/22198900/
2014-06-02T23:24:37+09:00
2014-06-02T23:24:26+09:00
2014-06-02T23:24:26+09:00
shino_latte
未分類
かたくて おもくて ひとりでは
開けることができないの
鍵だってほんとうは掛かっていないのに
ほんとうはひみつなんかじゃあないのに
日に日に扉は分厚くなって
ただ ただ わたしは
どうしたらいいのかわからないのだわ]]>
琥珀色の
http://inryousui.exblog.jp/22004851/
2014-05-10T00:30:00+09:00
2014-05-10T00:34:59+09:00
2014-05-10T00:30:17+09:00
shino_latte
未分類
僕を置いていってしまうから
ぼくは ぼくは ぼくは
僕を置いていくんだ
埋めてしまえばいい ぜんぶ
いつか 琥珀に閉じ込められる日まで
二度と 滲まないように
二度と 手を伸ばさないように
ぜんぶ ぜんぶ ぜんぶ
琥珀色に染まってしまえばいい]]>
nótt
http://inryousui.exblog.jp/21777883/
2014-04-12T23:22:51+09:00
2014-04-12T23:22:59+09:00
2014-04-12T23:22:59+09:00
shino_latte
未分類
わたしはそっと歌うの
星に手を伸ばして
届かないことを確かめて
眠れない夜を数えては
わたしはそっと泣くの]]>
kristöllun
http://inryousui.exblog.jp/21738175/
2014-04-08T22:16:51+09:00
2014-04-08T22:17:22+09:00
2014-04-08T22:17:22+09:00
shino_latte
未分類
やがていつか錆びつくころ
暗がりに そっと
ひそやかに そっと
誰にも知られずに
そっと
生まれる結晶のように
深く 美しい色を持って
いつか
力強く輝き出すこと
わたしは知っているの
]]>
たからもの
http://inryousui.exblog.jp/21588309/
2014-03-18T21:41:05+09:00
2014-03-18T21:41:13+09:00
2014-03-18T21:41:13+09:00
shino_latte
未分類
たくさんの きれいなもの
愛しかったもの
大切だったもの
声や匂い 音や温もり
きらきらと 瞬く記憶
ひとつ ひとつ 並べて
失くさないように
思い出さないように
頑丈な箱ににしまって
心の奥の秘密の湖
落ちる滴と同じように
そっとそっと沈めるの]]>
look at the light
http://inryousui.exblog.jp/21355780/
2014-01-31T22:45:56+09:00
2014-01-31T22:46:03+09:00
2014-01-31T22:46:03+09:00
shino_latte
未分類
昨日が壊れてゆくよ
ほら、よく見てご覧よ
齧りかけの今日を
ほら、よく目を凝らせば
明日の始まりの色]]>
踏
http://inryousui.exblog.jp/21221666/
2014-01-05T00:05:00+09:00
2014-01-27T23:40:18+09:00
2014-01-05T00:03:56+09:00
shino_latte
未分類
靴裏に張り付くのは僕の魂だ
ああ ああ
僕が踏み付けて引きずり回したのは誰だったろう]]>
せかい
http://inryousui.exblog.jp/21159393/
2013-12-25T22:43:05+09:00
2013-12-25T22:43:05+09:00
2013-12-25T22:43:05+09:00
shino_latte
未分類
形に閉じ込めてしまわないで
消えてしまうわ
わたしの大切なもの
誰にも触られたくないの
誰にも呼ばれたくないの
誰にも知られたくないの]]>
こぼれおちる
http://inryousui.exblog.jp/20183258/
2013-08-11T00:03:10+09:00
2013-08-11T00:03:22+09:00
2013-08-11T00:03:22+09:00
shino_latte
未分類
もうだめだわ 落ちてゆく覚悟もないのに
もうだめだわ 知らぬ間に落ちてゆく
音楽が遠くなる 声が わたしの
言葉も心も たいせつな箱庭も
忘れてしまう 抜けおちてしまう
留める 両手が 透き徹ってゆく
ギリギリの線の上を歩いているの
もうだめだわ どうしたらいいの
もうだめだわ 知らぬ間に落ちてゆく
色が薄くなる 世界が 遠のいて
どうしたらいいの わからないわ
だれか教えて 教えてよ
留める 両手が 透き徹ってゆく]]>
forever and ever
http://inryousui.exblog.jp/20141159/
2013-08-03T23:03:55+09:00
2013-08-03T23:03:19+09:00
2013-08-03T23:03:19+09:00
shino_latte
未分類
軋む船に 揺らぐ水面
風が吹かなくても
オールがなくても
光が差さないのなら
何処にも降り立つ地がないのなら
何処へ行っても同じでしょう
暗い海を漂う
軋んだ船底から 滲む暗闇
しがみついても
沈んでしまっても
世界に光がないのなら
何処にも辿り着けないのなら
何処へ行っても同じでしょう
それでも不意に
聞こえてくる音楽
きっと こころの ずっと奥から
僕の何かが 歌い続けてる
不確かで 不鮮明の
二度と辿れないメロディだけれど
あわよくばそれを 最後の希望にしよう
僕らが沈みきってしまう迄の
ラララ ララララ
ララ ラララ
深くて黒い海をゆく
何処にも辿りつけないような
果てしなく何もない海路
たとえ何処にも行けなくても
沈んでしまう 未来でも
それでも不意に聞こえる音楽が
僕のずっとずっと奥から
僕の僕が 歌い続けてる
だから きっと ずっとずっと
何処へ行っても同じでしょう]]>
terminus
http://inryousui.exblog.jp/19870096/
2013-06-22T00:30:10+09:00
2013-06-22T00:30:22+09:00
2013-06-22T00:30:22+09:00
shino_latte
未分類
蔦の這う 誰も知らない箱庭
雨上がりの道
昔失くした異国の絵本
何処までも白い雪
青くて透明な空
夏至の曹達水
スケッチブック
使い古した鞄 五線譜の落書き
鉱石と懐中時計
記憶の水底に沈む
散らばった 美しい欠片
ちりちりと瞬く星空のように
今も散り散りに光を灯して
僕の中に宿る 僕だけの宇宙]]>
漣
http://inryousui.exblog.jp/19822545/
2013-06-14T23:17:34+09:00
2013-06-14T23:17:26+09:00
2013-06-14T23:17:26+09:00
shino_latte
未分類
地球はほんの少しだけ
僕の足型に沈む
なんて
馬鹿げた優越感
少しくらい
許されるでしょう
僕なんて 誰だって
世界に必要な命なんかじゃなくて
ただの偶然 息をしてるだけ
地球に降る雨粒と同じ
ほんの少しの奇跡が
落ちて来ただけ
ああ その上僕らは
何を望むのだろう
刻んでゆくのは生き様によく似た足跡
漣のような僕ら
似ているのに 何一つ
イコールでは繋がらない
一歩一歩踏みしめる
後ろの君と違う足跡
地球はほんの少しだけ
僕らの足型に沈むかもしれない]]>
止まない雨
http://inryousui.exblog.jp/19792499/
2013-06-10T23:19:00+09:00
2013-06-10T23:26:04+09:00
2013-06-10T23:19:14+09:00
shino_latte
未分類
世界を繋ぎ留める糸のようで
地上を切り裂く刃のようで
総てを遮断するノイズのようで
僕らが飛べないように
僕らが飛んでしまわないように
そこに行くことすら出来ないように
僕らを地面に押し付ける
無情の圧力のようで
ああ ああ あああ
どうしようもなく
どうしようもなく
どうしようもなく
受け止める間もなく
消化する間もなく
記憶する間もなく
ああ ああ あああ
雫は溢れ落ちてくる]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/